グラフ3
キャラクタ−に対する抵抗感
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逆にキャラクターに対する抵抗感--キャラクターを持つことがオタクっぽいとか恥ずかしいというイメージを持つ人は全体の2割程度にとどまっており、
キャラクターに対する社会的なネガティブ意識、心理的な抵抗感は小さくなっていると考えられます。かつてイレギュラーな形で出現してきたキャラクターが、
生活の一部に定着している実態が今回の調査でも明らかになりました。
グラフ3
では、日本人はなぜそんなにキャラクターが好きなのか?どんな効能を期待しているのか?といった事を調べると、
1位に挙がってきたのが”安らげる”という項目です。キャラクターを持つことで心が安らぐ、と感じている人が50%弱と、非常に高かったんですね。グラフ4 |
グラフ4 キャラクター商品によって得られる効能(全体)

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私たちは、キャラクターの効能を大きく3つに分けています。安らぎに代表されるような"癒し系"。まったく逆に、
もっと元気を与えてくれる”活力系”。さらに自分を投影するような”存在確認”的な部分。その中で”癒し系”の効能を求める人が最も多いという結果になっています。層別にみても、
男子小学校高学年を除く全ての層で”安らぎ”が1位に挙がり『キャラクターイコール安らぎ』のベネフィット構造が定着しているといえます。
これは一見当たり前の話のように聞こえるかも知れませんが、そもそもキャラクターは「かわいい」「楽しい」「わくわくしてユニーク」
というイメージを持ったものとして登場したはずです。ところが調査結果では、「一緒にいて心が落ち着く」「安らぐ」といったベネフィットが求められているという事実は、
現在のキャラクターを考える上では極めて重要なポイントなのではと思っています。このように調査結果の概要としては、4年前の調査と同じ傾向が確認されました。前回調査の2000年頃、キャラクターが社会的に認知され、現代人とキャラクターとの関係が出来上がったのではないかと思います。今回の調査結果は、今後もおそらく大きくは変わらない、つまりはスタンダードな関係として定着し、傾向がより強まっていくのではと考えています。
例えば、4年前は効能の中の「気分をリフレッシュできる」に代表される”活力系”の効能がそれなりに強かったのですが、今回は癒し系の”安らぎ”という効能に特化する傾向が強まっています。
グラフ5
グラフ5 キャラクター商品によって得られる効能の推移

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4年前は、ひとりの人が「色々なキャラクターが好き」と、横に広い需要があって、「このキャラクターには安らぎを求めるけれど、別のキャラクターには活力系のリフレッシュさを求める」という具合に、キャラクターの幅だけ効能も広がっていた部分もありました。前回、今回とも定量調査と合わせてグループインタビューを行ったのですが、4年前のインタビューでは、沢山のキャラクターを持って来て「これも好き、あれも好き。」と、それぞれが新しいキャラクターを競い合う傾向がみられました。ところが今回は、一途に好きなキャラクター一本に絞る傾向がみられます。ディズニーやサンリオに代表されるスタンダードなロングセラーキャラクターを大事にしていて「これが大好きなんです。」と、汚れているマスコットも捨てないというように、特定のキャラクターと深く強い絆を結ぼうとする傾向が見えてきたように思われます。現代人とキャラクターの繋がり方、絆がより強まったといえるのではないでしょうか。
>02●二極化が進むキャラクターマーケット
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